別府競輪場の特徴や傾向・予想のポイント

競輪場
別府競輪場 競輪場

2019年に全日本選抜競輪やサマーナイトフェスティバルが開催された別府競輪場。敷地内に温泉施設があるため、少し温泉に入りたいなんて人にもオススメで、この中で予想を考えるなんてのもいいでしょう。

60メートルの直線が特徴的な400メートルバンクですが、追い脚質の選手を買っておけば大丈夫というわけでもなさそうです。レースの格によって、逃げが決まりやすくなることもあるからです。また、風の影響を受けやすいバンクでもあります。

 

様々なデータを分析して浮かび上がった、別府競輪場の特徴やその傾向をご紹介してまいります。

別府競輪場の特徴まとめ

1950年に開設された別府競輪、毎年11月に開設記念競輪で、「オランダ王国友好杯」が行われています。2019年に別府競輪場初のGⅠ「全日本選抜競輪」、ナイター競輪の祭典「サマーナイトフェスティバル」が開催。

そんな別府競輪場の特徴をまとめると、以下の3点となります。

  • 直線が長く、風が強くて重い
  • 脚質は「逃」が意外と健闘
  • 1着の決まり手は差し、2着はマークも差しが台頭

以上3つのポイントに関して解説を行います。

バンクの特徴

バンク基礎データは以下のようになっています。

見なし直線距離 センター部路面傾斜 直線部路面傾斜 ホーム幅員 バック幅員 センター幅員
59.9m 33°41′24″ 2°51′45″ 10.0m 9.0m 8.0m

出典:KEIRIN.JP

別府競輪場はレムニスケート曲線を採用する400メートルバンクです。

レムニスケート曲線を採用する代表的な競輪場に立川競輪場がありますが、一直線に走っていても直線の入り口手前で外側に膨れるという特徴が。

直線は59.9メートルなので、400バンクの中ではそれなりに長いことがわかります。

別府競輪場は海の近くにあるので、常に強い風が吹き、バックストレッチになると向かい風が結構吹くので、風よけとなる存在が非常に重要で、より持久力が問われます。

 

バンクを競馬場のコースに例えることが多い、競輪選手の垣外中勝哉選手は、「今回の別府競輪場はやはり風が強く、重たいバンクでした。」と自身のブログで振り返っています。

出典:別府KEIRIN(19.11.8~11.10)

 

また、垣外中選手は、「海沿いの競輪場でいつも風が強いイメージがあります。風が強いので重たくも感じます。」と別府競輪に関する感想を書いています。

出典:別府競輪

脚質

次に、別府競輪場の3着までの脚質を確認します。

着順
1着 38% 40% 22%
2着 26% 56% 18%
3着 20% 64% 16%

出典:KEIRIN.JP

400メートルバンクの中で見ても、平均的な数字です。

60メートルほどの直線になれば、「逃」の脚質が不利になるイメージでしょうが、意外にも「逃」が健闘。

3着まで見ても減り方がやや緩く、脚質が「逃」でも、直線の長さを考えればかなり戦えています。

決まり手

決まり手に関するデータですが、以下の通りです。

1着の決まり手
逃げ 20% まくり 31% 差し 49%

出典:keirin.jp

意外なことに、直線が短い佐世保競輪場と1着の決まり手の数字がほとんど同じというデータが出ています。当然ながら選手も、別府競輪場の特徴をつかんでレースに乗っており、どこでどうすればマイペースで運べるかなども熟知しているのが実情です。だからこそ、直線が長くても逃げられるというわけです。

2着の決まり手
逃げ 18% まくり 16% 差し 27% マーク 39%

出典:keirin.jp

2着の決まり手に関しても、サンサンバンクのような特徴を持つ佐世保競輪場と数字はほぼ同じです。1着の決まり手のところで紹介したように、同じことは2着の決まり手でも言えます。
逃げとまくりの粘り、そしてマーク、この2つがポイントです。

三番手の突き抜けは望み薄

遠山競輪研究所というサイトでは三番手選手の突き抜けに関するデータを紹介しています。

すると、31場ある400メートルバンクの中で別府競輪場は29位、ワースト3位でした。

三番手選手の突き抜けは高配当を生みやすいですが、そこまでは望めないということに。

一着までは突き抜けず、あっても二着という考え方がいいでしょう。

出典:三番手選手の突き抜け

別府競輪場のレース成績から傾向を読み解く

2020年2月14日~16日に開催されたFII(モーニング7)における1着と2着の決まり手回数を表にまとめてみました。

日付 着 逃げ まくり 差し マーク
2月14日 1着 1 2 4
2月14日 2着 2 1 2 2
2月15日 1着 5 2 0
2月15日 2着 2 0 1 4
2月16日 1着 2 4 1
2月16日 2着 0 0 2 5

参照:KEIRIN.JP

初日は差し、2日目は逃げ、3日目はまくりと決まり手がコロコロ変わる展開になりました。

特に2日目は逃げとマークが4レース続けて出るなど、逃げとまくりの粘り、マークの存在感が際立ちます。

F2の初日特選は差し天国

F2の開催が多い別府競輪場、F2の予選になると逃げが26%になり、風に関係なく、脚力でどうにかする傾向にあります。

ところが、力量差が少ない初日特選になると話は変わり、同じF2とは思えないくらい、逃げがパタリと勝てなくなります。

その代わり、数字を伸ばしているのが差しで、1着の決まり手では過半数越えの54%、2着では差しが30%とマークにかなり肉薄しています。

2月14日初日の初日特選では、1着はまくり、2着は差しという結果に。

逃げた選手が最後の長い直線で力尽きたようにズルズルと後退したのが印象的です。

決勝はまくり天国

決勝は、その道中でハプニング、アクシデントがない限り、実力者が残るため、力量差が比較的ない状態でレースを行います。

やはり初日特選と同様、逃げは少し弱くなりますが、代わりに強くなるのがなんとまくり。まくりだけで41%もあります。(出典:KEIRIN.JP

サンプル数が多いため、まくりが入りやすいというのは偶然で片付けられない傾向です。

2月16日の最終日、決勝。1着はまくり、2着はマークという決着で、3連単はあとわずかで万車券という結果に。

3月4日に行われたA級とS級の決勝も、それぞれ1着まくり2着マークで決まりました。

特にS級決勝は11万車券という大波乱に。

決勝はまくり、そのデータはホンモノのようです。

別府競輪場で勝つためのコツ

以上の分析などから、別府競輪場で勝つためのコツは次の4点です。

  • 直線が長く風が強いので、脚力のある選手がオススメ
  • 直線は長いが、「逃」脚質に要注意
  • 三番手の突き抜けは見込めない
  • 決勝は、まくりに注目

決勝は順当に決まりにくい、これだけでも車券的に魅力を感じるのではないでしょうか。

直線の長さ、風の影響、脚力、様々なファクターから予想をしていきましょう。

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