熊本競輪場の特徴や傾向・予想のポイント

競輪場
熊本競輪場 競輪場

2021年の開催再開を目指し、走路や建物の補修を行っている熊本競輪場。少数派になった500バンクが特徴で、再開後は400バンクになることが予定されていますが、正式にまだ決まっていないため、どんなバンクになるかも注目が集まります。ここでは500バンクでの紹介を行います。

直線が長く逃げは残りにくそうなイメージを持つ人が多いでしょうが、クラスによっては逃げが残りやすいことも。

複数のデータ、ファクターから、熊本競輪場の傾向と対策、特徴を探ります。

熊本競輪場の特徴まとめ

毎年10月に記念競輪「火の国杯争奪戦」が開催されている熊本競輪場。1986年と2007年に全日本選抜競輪、1995年と2002年にオールスター競輪、2012年には九州地方では初となる日本選手権が開催されました。

そんな熊本競輪場の特徴ですが、以下の3つのポイントが浮上します。

  • 直線の長さは日本一
  • 脚質は逃げが健闘
  • 1着の決まり手は差し、2着も差し優勢

以上の点を踏まえて、詳しい解説を行ってまいります。

バンクの特徴

バンク基礎データは以下のようになっています。

見なし直線距離 センター部路面傾斜 直線部路面傾斜 ホーム幅員 バック幅員 センター幅員
69.5m 29°44′42″ 2°17′26″ 12.7m 9.7m 7.6m

熊本競輪場の直線は69.5メートルと日本一長いです。500バンクの中ではカントは一番きついですが、それでも通常より緩めなので、まくりを決めてどうかという感じではありません。

「滑走路」と呼ばれる程長いので、最後の直線だけで最後方にいた選手がスルスルと抜け出すケースも十分考えられます。

改修で400バンクにするのが惜しいほど、500バンクのこの距離の長さは、名物にできるような代物でしょう。

脚質

次に、熊本競輪場の3着までの脚質についてご紹介します。

着順
1着 36% 44% 20%
2着 25% 58% 17%
3着 20% 64% 16%

出典:KEIRIN.JP

70メートルほどある直線なので、基本的に番手有利になるのが一般的な考え方ですが、1着になるケースだと意外と「逃」脚質が健闘し、番手の選手がすんなりと勝てるわけではありません。

ただし、2着3着になると「追」脚質が優勢になるため、後ろから虎視眈々と狙うというやり方はありでしょう。

自力タイプの中でも持久力など総合力が問われそうな感じがします。

決まり手

1着の決まり手
逃げ 14% まくり 26% 差し 60%

出典:keirin.jp

直線が70メートルもあれば当然なのか、差しの決まり手が6割に達しました。

他の競輪場を見ても、差しの平均が6割になるようなケースは少ないです。

ただ、逃げの割合は500バンクでも上位にあるのも見過ごせないポイントです。

競輪場によっては、ラインの3番手はしんどいという特徴が見受けられますが、少なくとも500バンクの熊本競輪場は、3番手であっても十分に勝負になるというわけです。

2着の決まり手
逃げ 14% まくり 15% 差し 37% マーク 34%

出典:keirin.jp

熊本競輪場では差しが1番になり、マークは2番目。ラインの隊形が崩れずそのままなだれ込む可能性は高くなさそうです。

500バンクでは三番手からの突き抜けが基本的に多めですが、同じことが熊本競輪場でも言えそうです。

 

熊本競輪場のレース成績から傾向を読み解く

現時点で最後の開催となった、2016年3月4日~3月6日に開催されたFII競走における1着と2着の決まり手回数を表にまとめてみました。

日付 着 逃げ まくり 差し マーク
3月4日 1着 5 3 2
3月4日 2着 1 1 0 8
3月5日 1着 6 1 3
3月5日 2着 1 2 3 4
3月6日 1着 4 2 4
3月6日 2着 1 1 2 6

(参照:KEIRIN.JP

4年前の結果ではありますが、とにかく逃げが決まり、マークばかりが飛び込んでくるという、傾向とは違う結果となっていました。

ただ、車券は大荒れとなっており、普段と違う傾向になると、車券の方も荒れやすくなるという見方をしてもよさそうです。

F2の初日特選は、より差しが強くなる

ミッドナイト競輪の開催などを行ってきた熊本競輪場、再開後もその可能性は非常に高いです。

F2の初日に行われる初日特選は最終レースで行われますが、その傾向はかなりハッキリしています。ただでさえ逃げが残りにくいのに7%しか残っておらず、2着も11%しかありません。(出典:KEIRIN.JP

では、まくりが決まりやすいかといえば、そのまくりの数値もやや鈍いのが実情。

差しの数字は結構高く、1着の決まり手でなんと66%、これまでの初日特選の3分の2は差しで勝ったという形です。2着の差しは44%とこちらも高く、マークの数字よりもかなり上回っています。

2015年4月に行われたA級初日特選では1着も2着も共に差しで決まる展開となりました。2車単で2580円で、ちなみにこの日は1着差しが8レースも。

うまく風よけになってもらい、機が向けば容赦なく差しに出る、分かりやすいことは分かりやすいですが、注意して観察したい部分です。

傾向が変わるのはF2の予選ぐらい

決勝だけは傾向が変わるというケースがあるくらい、種目別でチェックすると、データは大きく異なりますが、その傾向が平均と比較して変わるのはF2の予選ぐらいです。

1着の決まり手で逃げが20%とそれなりに高く、その分、差しがきかなくなります。

2着の決まり手を見ると、差しが数字を落とす中で代わりにマークが1番に。(出典:KEIRIN.JP

2016年3月5日の初日を見ても半分のレースで逃げが決まっており、直線は長くても逃げを狙うのがいいでしょう。

同じ予選でもS級になると、やはり差しが強いまま。ただし、差しやマークが横並びになり、まくりがやや追随するデータとなるなど、若干の違いは見られます。

明らかにF2の予選の数字だけは異質な感じがします。熊本競輪場でのレースが再開された時には、このデータを使って予選やそうではないレースで狙いを定めていくことをおすすめします。

熊本競輪場で勝つためのコツ

以上の分析などから、熊本競輪場で勝つためのコツは以下の通りです。

  • 直線は日本一長いが、カントが緩めでまくりは決まりにくい
  • F2の初日特選は差しが台頭しやすい
  • F2の予選は逃げとマーク

実際に400メートルバンクになるのか、500バンクで再開されるのか、いまだわからず、再開は2022年以降にずれ込むとも言われています。

500バンクで復活した時にはこれらのデータを参考に予想を進めることをオススメします。

複数の情報、データを参考に、予想を行っていきましょう。

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