「競輪始めたばかりだけど、勝てるか不安…」
「ちゃんと予想して買ってるけど、全然当たらない」
という人は、競輪の基礎を徹底的に叩き込む必要があります。そうでないと取れるレースも取れなくなり、競輪の楽しさに気づけないままやめてしまいます。
基礎といっても、サクサクと読み進めるだけで大丈夫な内容ですので、競輪初心者は勝つために最後まで読んでみてくださいね。
競輪初心者が知っておくべき予想テクニック
競輪初心者は覚えることが多くて大変だと感じるかもしれませんが、自分なりに予想してレースを見ていくことで、自然と的中率も上がってくるものです。しかし、全て独自でテクニックを覚えるのではなく、ある程度セオリーを理解しておくのも重要。
中でも5つの基礎的な予想テクニックをご紹介します。
①選手のラインを予想の軸にする
競輪では選手のラインを予想するのが基本です。出走表にも予想ラインが掲載されているので、事前にどういったラインでレースが展開されるのか予想できます。
一般的には地域でラインを組むので、同じ都道府県や地区が同じ選手であればマークしておきます。ただし、別の地域で組んだり単独でラインを組まない選手も出てくるので注意しましょう。
ラインを予想したら、ライン先頭を走る自力選手が誰か予想します。自力は空気抵抗を受けるので、最もスタミナを消費する過酷なポジションになりますが、最後の先頭争いで有利なので車券に絡む可能性が高いのです。
ラインの中で競走得点の高い、実力のある選手がいれば自力の可能性が高いです。さらに詳しいラインの知識は下記記事を参照ください。
②選手の実力を確認する
先ほども少し触れましたが、出走表には競走得点という数値が示されています。これは直近4ヶ月のレース成績から数値化した選手の実力を示す指標です。高い方が好成績を残しているという意味ですね。
ライン同士の戦いはもちろんですが、最後の直線ではライン関係なく全員が一位を目指すので、実力差がどれほどあるのかを把握しておくことが重要です。
また、競走得点だけでなく、選手の階級にも注目です。S級・A級の中でも1班などの細かい階級で分けられていて、階級が上の選手の方が実力は上です。S級とA級の選手が対峙した場合、ラインがカバーしない限りS級選手が勝ちます。それほど実力差は顕著なものです。
ラインの自力・番手選手の階級や競走得点にも注目すると、レース展開が少し見えてくるはずですよ。
③競輪場の特徴を把握する
次に競輪場の特徴を把握します。競輪場のバンクには大きく3つの種類があり、それぞれ1周あたりの長さを表した呼称となっています。
- 333バンク
- 400バンク
- 500バンク
333バンクは距離が短いので先行が逃げ切る可能性が高いのに対し、500バンクは差しや捲りが決まりやすい追い込み有利なバンクです。
他にも、センター部分の傾斜がどれくらい大きいかを表すカントや、ゴール前最後のみなし
直線の長さも決まり手に大きく影響します。その競輪場で多い決まり手を見ておくことで、どんな脚質の選手が有利なのかを確認しておくことも重要なのです。
参考記事:【全国43ヶ所】競輪場の特徴を比較!予想しやすいバンクは?
④買い目はスジを基本にする
競輪はラインを読んで予想を組み立てるのが基本なので、買い目も同じラインの選手でワンツーフィニッシュさせるのがセオリーです。これをスジと言って、強いラインが一つあれば、そのラインの自力・番手選手で買い目を考えるのが有効です。
もちろんスジ違いと言って、別のライン同士で連対することも多いのですが、初心者が闇雲に強い選手を買うよりは的中率の高い買い方だと言えます。ライン同士で強さが拮抗しているときは慎重になるべきですが、基本的にはスジで買えるレースを選んで勝負してみましょう。
⑤A級に絞って選手の特徴を覚える
初心者の方におすすめしたいのが、予想するレースの階級を絞ることです。特に予想しやすいA級の班に絞り込みましょう。
なぜA級かというと、ハイレベルなS級に比べて予想通りのレース展開になりやすいため、スジで買い目を選びやすいからです。さらに班も絞ることで、選手の癖や特徴を覚えてくるので、より精度の高い予想ができるようになります。
それにもう一つ、どんなに有望な選手でも最初のデビュー戦はA級からスタートするので、本来S級レベルの強さを持つ選手がA級でぶっちぎりの走りを見せるレースも存在します。デビュー直後の有望株を見つけるのも楽しいですし、予想もはるかにしやすくなりますよね。
車券の書い方について知りたい人は下記記事を参照ください。
まとめ:予想テクニックを駆使して競輪を楽しもう
以上が初心者におすすめの予想テクニックでした。今回はあくまで小手先のテクニックに過ぎないですし、実際に車券を買って予想通りになるかどうか試す実戦経験の方が貴重です。
ただし、勝てなさそうだからやりたくないという人は、上記のテクニックで勝てそうなレースだけをピックアップして、小額からスタートしてみてください。最初はセオリー通りに買い目を選んでいって、慣れたら独自の理論を構築する、というのも競輪の楽しみ方の一つですよ。
ある程度慣れてきたら、予想サイトを使って難しいレースを的中させましょう。おすすめの予想サイトをまとめた記事はこちら。
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