「競輪で荒れるレースがどんなのか知りたい」
という人も多いはず。
荒れた方が配当も高くなりますし、小額でも高配当が期待できるので当たった時の快感は一段と大きいですよね。穴党なんて言葉があるほど、人気薄の選手を狙うのが好きな人も多いです。
そこで気になるのが「荒れるor堅い決着のレースにどんな特徴があるのか」だと思います。統計的に高配当になりやすい特徴というのは確実に出ているので、それをわかりやすく解説します。
競輪用語「荒れる」とは?
競輪における「荒れる」とは、人気薄の選手が車券に絡んで高配当が出るレースを意味します。逆に多くの人が予想していた通りの展開のレースを「堅い」と表現し、荒れるか堅いか見極めることで予想の仕方も少し変わってくるのです。
とはいえ、どんな競輪上級者でも完全に見極めて予想をすることは不可能です。堅いレースなら鉄板と言える人気選手を買えば当たるかもしれませんが、荒れるレースの穴を毎回狙うのは至難の技。
あくまでも傾向や荒れそうな雰囲気を感じとる程度で、これから紹介する特徴を把握しておいてください。
荒れるレースの特徴
- 雨や風で天候が荒れている
- 四分戦(自力選手が4人)
- 初日特選レース
まず競輪場の特徴として、ほとんどのバンクが屋外なので天候の影響をもろに受けてしまう点があります。雨で路面が滑りますし、風で体が揺れて空気抵抗を受けてしまいますよね。
参考記事:【全国43ヶ所】競輪場の特徴を比較!予想しやすいバンクは?
雨で滑って落車なんてしてしまえば、怪我でそれ以降のレースに出られなくなる可能性すらあるのです。どんなに実力のある選手でも、普段より気をつけて走るので十分なパフォーマンスは発揮されないでしょう。
次に四分戦というレース展開も荒れやすい特徴です。これは自力で先行する脚質の選手が4人いるレースで、一般的な展開である三分戦と比べて激しい捲り合戦になりやすいです。
つまり、逃げ先行型は不利であるので、ラインでの読み合いも困難になり、スジ決着は決まりにくくなります。それだけ予想が困難だと、レースも荒れてオッズも高配当になりがちです。
最後に初日特選レースについて。これは競走得点の高い選手がシード権を手にして、順位に関わらず準決勝に進めるレースのことです。3日間開催のトーナメントだとすると、初日特選という階級の高い選手だけのレースが行われるのです。
順位に関わらず先の決勝に進めるので、選手の心理的に普通のレースとは違った展開になるので、配当も高くなりやすいのです。
堅いレースの特徴
堅いレースは荒れるレースの逆を選べば、自ずと見つけやすくなります。具体的には下記の通り。
- 天候条件が良好
- 三分戦
- G3やA級の予選
上2つは先ほど解説した通りですので割愛します。3つ目のG3やA級予選が堅いという点についてですが、これは鉄板とも言える強い選手が予想展開通りに勝つケースが多いからです。
予選の時点で「この選手は決勝までは行くはずだ」と言える選手がいるので、実力差が大きくて配当が低い傾向にあります。もちろんそういう選手が車券に絡まないという波乱の展開であれば、人気薄の選手が勝ち上がり配当も高くなるのですが、そんなことは滅多にありません。堅いレースを選ぶのであれば有効な選び方です。
競輪レースの荒れるor堅いの見極め方まとめ
以上が荒れるレースと堅いレースの特徴でした。見極める方法としては、
- 天候条件
- 逃げの先行型が何人いるか
- レースの性質
これらを重点的にチェックすることです。さらに深く荒れる条件を知りたい人は、競輪場の特徴も含めて予想してみてください。バンクの周回距離やカントのキツさなどの条件も加味すれば、もっと深い予想ができますよ。
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