いわき平競輪場の特徴や傾向・予想のポイント

競輪場
いわき平競輪場 競輪場

いわき平競輪場は近代的な建物の2階にバンクがあり、ナイター開催日はバンクが夜空に浮かんでいるようにみえるためデートにもぴったりな競輪場といえます。いわき平競輪を予想する上で、先行が不利ということを考慮しないと車券で勝てません。それを知ればぐっと回収率があがっていきますよ。いわき平競輪場のレースを毎開催チェックしている筆者が、

    • 好走しやすい脚質
    • 決まり手からみえてくる特徴
    • レース成績から考える傾向

を紹介します。詳細なデータをもとに分析をしていくので、最後まで読み進めてくださいね。

いわき平競輪場の特徴まとめ

岩手県いわき市にある、いわき平競輪場は国内で唯一の建物の構造物上にある競輪場です。バンクと観客席が同じ建物のなかにあり、1階は駐車場で2階にバンクがある変わった作りをしています。そして日本で唯一バンクの中からも観戦できることから「空中バンク」と呼ばれています。そんないわき平競輪場のバンク特徴は傾向がはっきりとしています。バンク特徴をつかむことで、傾向と対策が掴め車券の回収率があがっていきます。いわき平競輪場の特徴をおおまかに3つにまとめました。

  • 直線が長く、カントがきつい
  • 脚質は追い込みが有利
  • 決まり手は差し

上記の3つの特徴を1つずつ解説していきます。

直線が長く、カントがキツイ

いわき平競輪場のバンクデータは以下の通りです。

見なし直線距離 62.7m
センター部路面傾斜 32°54’45”
直線部路面傾斜 3°26’1″
ホーム幅員 10.0m
バック幅員 10.0m
センター幅員 7.3m

出典:keirin.jp

いわき平競輪場は競輪で標準となっている400mバンクです。4コーナー出口から決勝線までの見なし直線は62.7メートルで、これは全国31場ある400mバンクのなかで3番目の長さです。建物の上にある解放感と、直線距離も長いので実際の距離よりも大きく感じられる競輪場です。

もうひとつカントがややきついのも特徴です。カントは傾斜のことで傾斜がきつければきついほど傾斜を駆け降りることができるためスピードに乗ったレース展開となります。空中でレースが行われているような感覚とスピード感は他にはない特徴です。

以上のように、いわき平競輪場は直線が長い上に、カントがきついというバンク特徴によって逃げ切るのが非常に難しいバンクとなっています。これは予想の際には絶対に考慮しなければなりません。

脚質は追い込み有利

いわき平競輪では逃げや捲りといった自力選手よりも圧倒的に追い込みタイプの選手が有利です。これは直線の長さとカントのきつさによるものです。逃げた選手は脚力が抜けていないとマークしている選手に差さされますし、捲り切った自力選手も長い直線で差し込まれてしまいます。

また、いわき平は内側からレース観戦できるようにするため、内外をポリカーボネート板で覆っています。金網と違ってポリカーボネート板は風が抜けていかないため風の流れる方向によって自力選手にかなりの負担となります。このバンク特徴によって追い込み選手が有利になっています。
縦脚の鋭い選手は積極的に狙っていきましょう。

決まり手は差しが抜けている

S級戦とAチャレンジ戦を合わせた決まり手は以下の通りです。

一着の決まり手
逃げ 18% 捲り 32% 差し 50%

 

二着の決まり手
逃げ 19% 捲り 18% 差し 28% マーク 35%

出典:keirin.jp

前述したように、いわき平競輪場は直線が長くカントがきつめの設計でなおかつ、内外のポリカーボネート板の設置によって自力選手に負担がかかります。この特徴から、道中脚を貯められる追い込み選手の好走が目立ちます。

さらに細かく決まり手を見ていきましょう。S級戦だけでの決まり手は以下の通りです。

逃げ 7.2% 捲り 31.8% 差し 61.0%

出典:Gamboo

A級1・2班戦での決まり手は以下の通りです。

逃げ 14.2% 捲り 38.1% 差し 47.6%

出典:Gamboo

特に動きの多いS級戦では、差しの1着が60%を超えています。

先行だけでなく捲りになるであろう選手を狙う場合もマークする選手が長い直線で差し切るという場面もよくみられるため交わした目まで考える必要があります。
差しの決まり手が多くみられる傾向がありますので筋車券だけでなく、筋違いの高配当狙いで勝負できる競輪場だと言えます。

いわき平競輪場のレース成績から傾向を読み解く

これまで、いわき平競輪場の特徴をみてきました。次にその特徴を踏まえ実際のレース成績から傾向を探っていきましょう。

  • S級戦ではとにかく差しを狙う
  • 捲り追い込みが伸びる
  • 走りなれている選手を狙う

この3点に注意して、車券を攻略していきましょう。

S級戦では差しを狙え

2020年1月26日のG3いわき金杯争奪戦最終日の1着の決まり手を見ていくと逃げが1回、捲りが4回、差しが7回とバンク特徴通りの結果がみられます。さらに12レース中6回が筋違いの結果で、配当もなかなか良い配当が並んでいます。

選手は、ここのバンク特徴をよく知っているため抑え先行というよりも、カマシや捲りを狙ったレースをしようとします。S級戦ではスピードがでるのでカマシて一旦出切ってしまえば、後方からの捲ることがむずかしくなります。捲りがこなければマークしている選手は横の仕事の負担が減るので直線で脚に余裕ができるため1着の決まり手は差しが頻発します。

A級戦では、S級の選手よりも使える脚が短く力量差が大きいため抑えてスローに流す展開がS級戦より多くなります。そのため、逃げの決まり手も増えます。

どちらにせよ直線が長く、カントがややきついコースなので予想に困ったら縦脚のある追い込み型の選手を買い目に入れることが的中への近道です。

捲り追い込みが伸びる

バンクはカーブに傾斜が付いている構造上直線にもある程度の傾斜がつけられています。各競輪場で傾斜角度が異なっており、コーナーでカントを使って直線にはいると非常に伸びるコースというものが各競輪場に存在します。

いわき平競輪場ではコーナーのカントがきつく、4コーナーでカントを使えるとイエローライン付近が非常によく伸びます。これを熟知している選手は多少仕掛けが遅くなっても捲り追い込んで上位争いに食い込んでくるという場面がみられます。逆に走りなれていない選手は捲りにまわると仕掛けどころを間違えて沈むケースも見られます。

このコースで無類の強さを誇っていたのが山崎芳仁選手でどんなに後方に遅れても捲り追い込んでくるイメージがかつてありました。現在でも山崎選手がバンクレコードを保持しています。

走りなれている選手を狙う

逃げた選手が明らかに不利という傾向の偏りやイエローライン付近に伸びるコースがあることなどいわき平競輪場のバンクは非常に癖のあるバンクだと言えます。したがってこのコースを走りなれた選手があまり走りなれていない選手よりも有利となります。

内と外をポリカーボネートで覆われていることから風の逃げ道がなく、それを知らない遠征してきた選手が人気になって敗戦することも多くみられます。オールスター競輪でかつて売り出し中だった脇本選手が簡単に捲られてしまったということがそれをよくあらわしています。

選手心理では選手は逃げたら不利だというとことを知っているため、それがレースに反映されます。積極的に逃げようとはせず、スローペースに落ちる傾向があります。そんなときどこから踏み出せば自分の脚が最後まで持つかを知っている地元選手は積極的に買いたいところです。

いわき平競輪場で勝つためのコツ

いわき平競輪は非常にはっきりとした傾向の出る競輪場です。以下に今まで考察したことをまとめます。

  • 直線が長く、カントがややきつめなので差し・捲りが有利
  • バンク特徴に癖があるので、走りなれた選手を狙う
  • スローな展開になりやすくカマシが決まりやすい

これらを踏まえると、地元勢の捲り追い込みを期待して捲りー差し、捲りーマークの車券や、差しー差しなどを狙ってみるのがおすすめです。
競輪のレースは生き物のようで、予期せぬことが起きます。しかし、予想を立てる上でバンクの特徴やレース傾向は車券を買う根拠となりますのでこれを基に予想を組み立てていきましょう。

 

 

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