前橋競輪場の特徴や傾向・予想のポイント

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前橋競輪場 競輪場

前橋競輪場は国内初のドームバンクで、スピードのあるレースが楽しめます。前橋競輪場で予想する上で、カントのキツさを考慮して予想を組み立てなければ勝てません。それを知ればぐっと回収率があがっていきますよ。そこで、今回は前橋競輪場のレースを毎開催チェックしている筆者が、

    • 好走しやすい脚質
    • 決まり手からみえてくる特徴
    • レース成績から考える傾向

を紹介します。詳細なデータをもとに分析をしていくので、最後まで読み進めてくださいね。

前橋競輪場の特徴まとめ

前橋競輪場は群馬県前橋市にある日本初のドームにある型競輪場です。日本で一番カントがきつく展開が目まぐるしく入れ替わることから通称「ルーレットバンク」と呼ばれています。2012年よりミッドナイト競輪を開催されているため車券を買う機会が多くなる競輪場です。
そんな前橋競輪場のバンク特徴を紹介していきます。バンク特徴を知ることで傾向が掴め、車券戦術に大きく貢献してくれることになります。
ここでは前橋競輪場の特徴を3つにまとめました。
  • 日本で一番カントがきついバンク
  • 脚質は器用な両タイプを狙う
  • 決まり手は捲りが抜けている
この3つの特徴を解説していきます。

日本で一番カントがきつい

前橋競輪場のバンクデータは以下の通りです。

見なし直線距離 46.7m
センター部路面傾斜 36°0’0″
直線部路面傾斜 4°0’00”
ホーム幅員 9.9m
バック幅員 9.9m
センター幅員 9.9m

出典:keirin.jp

前橋競輪場は日本で一番カントのきついバンクです。カントとは傾斜のことで、なんと36°もあります。実際にコースを見下ろすと崖のように感じられるほどです。カントがきついと選手が競り合った際に危険ですので前橋競輪ではラインを外側に持ち上げ内側に退避スペースを作ったため、2m距離が伸びて335mという日本で唯一の珍しいバンク距離となっています。

競輪ではカントは競争に大きな影響を与えます。一般的にカントがキツイとスピードがあがると言われ捲りが決まりやすく、カントが緩いと捲りが決まりにくいとされています。前橋競輪はカントがキツイのでスピードのあるレースが展開されます。目まぐるしく隊列が変化しますので「ルーレットバンク」と呼ばれています。
また、直線距離は46.1mで全国にある33バンクの中で一番長い直線距離をもっています。前橋競輪のバンクはカントのキツさと長い直線距離が特徴となっています。

脚質は器用な両タイプを狙う

概して33バンクでは一周の距離が短いので選手は積極的に動こうとします。誘導の退避も早く長い距離をもがかなければなりません。前橋競輪場は完全屋内の競輪場ですので風の影響を受けずに走りやすいと思われがちですが、選手からは風の利を得られずにかえって重たく感じると言われています。そのため早めに動いた選手の脚がなくなって捲りが決まるという傾向があります。

そんな前橋競輪で狙いたい自力選手は、一本調子の脚を使う選手よりも器用でどんなことでもできるタイプの選手です。インで粘ったり競りこんだり臨機応変に好位置を確保しにいける器用さが重要となります。

追い込みタイプの選手で狙いたいのは、自力も出せる両タイプの選手です。とにかくスピードレースとなりますので自力のないマーク選手は追走も難しく、千切れたり車間が空いたりしてしまいます。普段自力でも走っているような選手がマークに廻った場合、千切れる心配が減るので安心して車券を買うことができます。

決まり手は捲りが抜けている

前橋競輪場のS級戦からA級チャレンジまでを合わせた決まり手は以下の通りです。

1着決まり手
逃げ 28% 捲り 39% 差し 33%
2着決まり手
逃げ 19% 捲り 14% 差し 21% マーク 46%

出典:keirin.jp

1着の決まり手では差しが明らかに少なく自力選手の活躍が目立ちます。2着はマークが目立つ成績となっており、自力とマークのライン車券で決まることが多いことが分かります。

さらに詳しく級班ごとに決まり手をみていきましょう。S級戦のみの決まり手は以下の通りです。

逃げ 14.9% 捲り 45.6% 差し 39.5%

出典:Gamboo
S級戦では明らかに逃げの決まり手が減っています。特別競輪などグレードがあがればあがるほど細切れ戦が増えたり、先行争いが激しくなるため、このような成績になっていると考えられます。

A級1・2班戦の決まり手は以下の通りです。

逃げ 27.2% 捲り 35.4% 差し 37.4%

出典:Gamboo

展開の出入りが少なく、細切れ戦の少ないA級1・2班戦では逃げの決まり手が増えます
両方に共通するのが捲りの決まり手が多いことです。競輪ではカントがキツくなればなるほど捲りが決まりやすく、カントが緩いと捲りが決まりにくいとされいます。これはカントが使えるとスピードがのるためで、カントが日本一キツイ前橋競輪で捲りの決まり手が目立つのは必然的です。

前橋競輪場のレース成績から傾向を読み解く

これまで前橋競輪場の特徴をみてきました。次にその特徴を踏まえて、実際のレース成績から傾向を探っていきましょう。

  • S級戦では捲りが決まりやすい
  • 動きが少なければ逃げが残る
  • ルーレットのように展開が変わる

このポイントは抑えて、車券を攻略していきましょう。

S級戦では捲りが決まりやすい

一周距離が335mの前橋競輪場で後方に置かれてしまうと勝負になりません。そのため選手は後方に置かれないように位置を求めて動きます。そのため先行争いが激しくなって捲りが決まるというレースが多くなります。また上位戦になればなるほど細切れ戦が多くなっていく傾向にあり、ラインの長さを活かせる競争ができないため、逃げよりも捲りのほうが決まりやすいのです。

2019年10月11日に行われた寛仁親王牌・世界選手権記念初日の1着の決まり手は捲りが7回、差しが5回、逃げが0回と傾向が強く出ていました。勝ち上がり戦では後方に置かれたくないために積極的なレースとなります。一方で勝ちあがりに関係ない決勝戦を除いた同開催の最終日では、差しが6回、捲りが4回、逃げが1回と少し落ち着いた展開のレースが多くなっていました。

ラインの3番手を回る選手は厳しい

一般的に直線距離が長くなればなるほど追い込み型の選手の成績があがるというデータが出ています。

前橋競輪は日本にある33バンク7場の中で一番直線距離が長い46.7mとなっています。データ上では追い込み有利なはずですが、ライン3番手選手の1着率は7場中6番目の1.97%しかありません(出典:Gamboo)。これはカントのきつさが影響しています。カントがきつくスピードに乗りやすいので展開がコロコロと変わっていくため3番手選手は追走も難しく、追走できても直線まで脚が残らないからです。

つまり前橋競輪場ではライン3番手の選手は二段駆けを除いてあまり重視しなくても良いということになります。

展開を読むのが難しい

競輪を予想するにあたってどのラインが逃げるのか、インで粘るのかなど展開を読んで予想を立てていますよね。しかし、前橋競輪場ではルーレットバンクの通称通り、展開が目まぐるしく変わっていきます。そしてなかなか展開予想通りになってくれません。選手にしても作戦を立てるというよりもいかにレースに反応するというような動きをします。

展開が読みづらいといっても展開を考えることが競輪の醍醐味ですので、ラインの構成による選手心理を参考にしながら展開予想を組み立ててください。

前橋競輪場で勝つためのコツ

以上、前橋競輪で勝つためのコツをみてきました。傾向をもう一度おさらいしましょう。

  • カントが日本で一番キツく、スピードレースになる
  • 狙いたい脚質は器用な両タイプ
  • ラインの3番手は厳しい

これまでの傾向を踏まえると、器用両タイプの選手を頭固定にして3番手を薄めにした車券を狙ってみるのがおもしろいですね。
競輪は一つとして同じレース展開はなく、予想とは異なった展開になることもよくあります。しかし、車券を買う上で根拠は必要ですので、バンク傾向と選手の特徴で予想を立て勝利を掴みましょう。

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