佐世保競輪場の特徴や傾向・予想のポイント

競輪場
佐世保競輪場 競輪場

全ての公営ギャンブル場の中で最も西にあるのが佐世保競輪場です。ビッグレースの開催経験は少ないものの、結構クセのある競輪場とも言われています。企画レースがユニークとも言われ、知る人ぞ知る競輪場です。

直線距離が40メートルと短く、逃げの決まり手が多そうなイメージがあるかもしれません。ただ実際は、そうでもない様子。逃げよりもまくりが狙い目になることもあるからです。

数々のデータから、佐世保競輪場の特徴、傾向と対策をご紹介していきます。

佐世保競輪場の特徴まとめ

毎年12月には記念競輪「九十九島賞争奪戦」が開催される他、1999年と2004年には「ふるさとダービー」、2009年には「共同通信社杯競輪春一番」の開催実績があります。

そんな佐世保競輪場の特徴をまとめると、以下の3点がピックアップされます。

  • 400バンクで最も短い直線でカントも緩い
  • 脚質は逃げと追いが拮抗
  • 決まり手は差し、2着はマークだが、逃げもまくりも健闘

以上3つの部分について詳細な解説を行います。

バンクの特徴

バンク基礎データは以下のようになっています。

見なし直線距離 センター部路面傾斜 直線部路面傾斜 ホーム幅員 バック幅員 センター幅員
40.2m 31゜28´37″ 3゜26´1″ 10.0m 9.0m 7.5m

佐世保競輪場の直線は40メートルほどしかなく、400メートルバンクの中では最も短い直線が特徴的です。

例えるなら、サンサンバンクの直線より少しだけ長い程度です。

カントも少し緩さがあるので、先行が有利という特徴が見られます。カントがきついと、スピードに乗ったままスムーズにカーブを曲がれますが、緩いと外に膨らむことがあるからです。

元々500バンクだったものを400バンクにしたので、そのあたりも影響しています。

平成30年に改修が終わり、走りやすくなったようです。

競馬場のコースに例えて分かりやすく説明する、競輪選手の垣外中勝哉選手はブログの中で、「また、今の時期のミッドナイト競輪は、走路が軽くなります。競馬場に例えると、開幕週の小倉競馬場の芝コースのようなバンクです。」と夏の佐世保競輪場を評しています。

出典:佐世保競輪場

脚質

次に、佐世保競輪場の3着までの脚質についてご紹介します。

着順
1着 39% 40% 21%
2着 27% 55% 18%
3着 19% 65% 16%

出典:KEIRIN.JP

数字的には、400メートルバンクの中でも平均的な中身です。

40メートルという短い直線でも、他の400メートルバンクとあまり数字の変化は見られません。

「逃」脚質が極端に決まっているというわけではなさそうです。

決まり手

1着の決まり手
逃げ 20% まくり 30% 差し 50%

出典:keirin.jp

佐世保競輪場は、直線が他の400バンクより短いため、逃げの数字が高まるのは当然。

しかし、そこまで突出して逃げが決まりやすいわけではなく、平均よりも逃げが決まりやすい程度です。

 

2着の決まり手
逃げ 19% まくり 16% 差し 26% マーク 39%

出典:keirin.jp

2着の決まり手はやはり逃げがいい数字を残す一方、差しの数字が他の400バンクと比較すると低いことが言えます。

出典:競輪場別の上がりタイムと決まり手について

直線が短くなるのでマークの数字がやや高まっています。サンサンバンクのような逃げとマークの決着も見られるでしょう。

三番手からの突き抜けは見込みにくい

遠山競輪研究所というサイトでは三番手選手の突き抜けに関するデータがあります。

これを見ると、31場もある400メートルバンクで、三番手選手の突き抜け率が佐世保競輪場はなんと31位、最下位でした。

2着になる可能性も低く、決まり手で「差し」が少なかったことの証明になりそうです。

三番手選手の頑張りが高配当につながるものの、その可能性は少し低そうです。

出典:三番手選手の突き抜け

スジ車券が熱い!

先ほどの遠山競輪研究所では、スジ車券に関するデータも掲載されており、その中で、前後の選手で決まる「スジ車券」が出現しやすいのは佐世保競輪場だったことが示されています。

スジ車券がスジ違いよりも多い競輪場がそもそも4つしかない中、佐世保競輪場はその中でもトップです。

サンサンバンクでは、スジ車券優勢の競輪場が7つ中5つもあるなど、直線が短いからこその傾向と言えるでしょう。

出典:スジ車券を徹底分析!

佐世保競輪場のレース成績から傾向を読み解く

2020年3月8日~10日に開催されたFIIミッドナイト競輪オッズパーク杯における1着と2着の決まり手回数を表にまとめてみました。

日付 着 逃げ まくり 差し マーク
3月8日 1着 4 2 1
3月8日 2着 0 2 1 4
3月9日 1着 0 4 3
3月9日 2着 0 2 3 2
3月10日 1着 2 1 4
3月10日 2着 2 1 4 1

参照:KEIRIN.JP

初日は逃げ、2日目はまくり、3日目は差しと、決まり手が変わり、その日によって展開が違いました。

その前の開催と比較すると、逃げが2着に残る可能性が違うぐらいで、全体的な傾向はどの開催も大差はなさそうです。

F2の予選は逃げとマークで決まりやすい

F2の予選になると、1着の決まり手で逃げのケースは26%になります。(出典:KEIRIN.JP)これを受け、脚質も逃げ優勢になっていることから、直線が短い分、押し切りやすくなります。

3月8日に行われたA級予選では、1着逃げの決まり手は6レース中4レース。その中で2着マークで決まったのは2レースありました。

ただいずれも配当は低く、2車単は3ケタ配当です。

2着は差しがやや数字を減らしており、3月8日ではわずか1回だけ、しかも1着も差しという展開で、2車単は万車券寸前

サンサンバンクでも逃げとマークで決まりやすいですが、佐世保競輪場でもそれは同じです。

ただ配当を見ると、逃げマークで決まっている配当は他に比べても安く、多くのファンが逃げマークが決まりやすいと思っている現れです。

高配当を狙うならラインの筋違い、もしくはなかなか大変なラインの3番手などもチェックするといいでしょう。

あとは逃げを選んだ選手の力量、これも重要です。いくら先行有利でも、逃げを残せるかどうかも力量次第。チェックは欠かせません。

決勝ではまくりが決まりやすい

決勝を調べると逃げは15%に落ちていました。(出典:KEIRIN.JP)

特にS級決勝は、逃げがわずか7%しか決まりません。では、その分何が増えたかといえばまくりで、S級決勝で1着の決まり手がまくりのケースは46%もあります。

2019年12月に開催された記念競輪「九十九島争奪戦」の決勝は、1着も2着もまくり、2車単は4,330円というおいしい配当でした。

ちなみに、この日、1着が逃げのケースはゼロ、2着でも1回しかなく、クラスが上がると逃げが決まりにくいと言えるでしょう。

A級決勝は逃げが15%あるものの、まくりは39%、平均をかなり超えています。決勝になれば逃げよりまくりを狙うのがセオリーです。

 

佐世保競輪場で勝つためのコツ

以上の分析などから、佐世保競輪場で勝つためのコツは以下の通りです。

  • 直線が短く、カントも緩いせいか、三番手の突き抜けは厳しい
  • スジ車券で決まりやすい
  • F2予選は逃げとマークで決まりやすいが、安い
  • 決勝は逃げよりまくり

数字上もサンサンバンクっぽさを感じさせる佐世保競輪場。サンサンバンクや佐世保競輪場の相性もチェックした方がいいでしょう。

それぞれのファクターを見ながら、予想を進めましょう。

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