武雄競輪場の特徴や傾向・予想のポイント

競輪場
武雄競輪場 競輪場

佐賀県にある競輪場、武雄競輪場。400バンクでありながら、直線が長いために他の400バンクとは違う傾向が見られます。

400メートルバンクでは1位タイの長さなので、逃げは決まりにくいかと思われている方も多いはず。しかし、実際はクラスによって、逃げが決まりやすいことも。データを使ってぜひともそのクセを見抜きたいところです。

複数のデータから、武雄競輪場の傾向と対策、特徴などご紹介いたします。

武雄競輪場の特徴まとめ

記念競輪は毎年4月、「大楠賞争奪戦」が開催される武雄競輪場。過去4回開催経験があるふるさとダービー、2011年と2017年に開催された共同通信社杯競輪とGⅠの開催こそありませんが、重要なレースをこれまでに行ってきました。

そんな武雄競輪場の特徴をまとめると、以下の3点が浮かびます。

  • 400バンクで最も長い直線
  • 脚質は基本的に追い有利
  • 決まり手は差し、2着はマークと差しが拮抗

以上3つのポイントについて詳しく解説をいたします。

バンクの特徴

バンク基礎データは以下のようになっています。

見なし直線距離 センター部路面傾斜 直線部路面傾斜 ホーム幅員 バック幅員 センター幅員
64.4m 32°0′19″ 2°17′26″ 9.7m 8.7m 7.4m

武雄競輪場の見なし直線の長さは64.4メートルで、これは一宮競輪場と並んで、400バンクでは最も長い直線です。

走路自体は数年前に改修が行われたものの、元々クセらしいクセがなく走りやすかったと選手の中で言われています。

地元選手は「改修前と大きな違いはないが、ホームは建物がなくなり追い風になった」。

出典:武雄競輪❘Kドリームス

 

直線が長い分、後ろからでも諦めずに追えるのも武雄競輪場の特徴です。

3コーナーでスピードに乗っていないと、まくりをマーク選手にブロックされることも多々あります。

脚質

次に、武雄競輪場の3着までの脚質についてご紹介します。

着順
1着 35% 44% 21%
2着 26% 56% 18%
3着 20% 64% 16%

 

出典:KEIRIN.JP

1着の「逃」脚質の数字が若干悪く、その分、「追」脚質に回っていること以外は、比較的400メートルバンクの平均的な数字に落ち着いています。
豪快な差しが決まって勝つ、そんな光景が最後の直線で繰り広げられることを示唆する数字です。

決まり手

1着の決まり手
逃げ 16% まくり 29% 差し 55%

出典:keirin.jp

400メートルバンクの平均的な数値と比べると逃げやまくりといった先行型よりも、ラインの番手などの差しに徹するタイプがいい数字を集めます。

直線が64メートルもあれば、ラインから外れて最後差すというのはそこまで難しくないのかもしれません。

2着の決まり手
逃げ 16% まくり 16% 差し 31% マーク 37%

出典:keirin.jp

2着の決まり手で見ると、差しが優勢になり、マークは他の競輪場と比べればやや数字を落とします。

ラインを組んでマークが決まり手になるというのは、逃げやまくりがあってのことなので、逃げやまくりの数値が落ちれば、マークの決まり手が減るのは当然かもしれません。

直線が長いが、そこまでスジ違いは多くない

スジ車券かスジ違い車券か、どちらの割合が大きいのか、リサーチしたデータがありますが、武雄競輪はスジ違いが優勢です。

ただ、9番目にスジ違いが多いという微妙な結果であり、武雄競輪場より直線が短いところの方が、多くスジ違いが発生しています。

平均よりややスジ違いが発生しやすいものの、強く意識するほどではないというのが結論です。

出典:スジ車券を徹底分析!

武雄競輪場のレース成績から傾向を読み解く

2020年3月4日~6日に開催されたFIIミッドナイト競輪オッズパーク杯における1着と2着の決まり手回数を表にまとめてみました。

日付 着 逃げ まくり 差し マーク
3月4日 1着 2 2 3
3月4日 2着 0 2 3 2
3月5日 1着 0 3 4
3月5日 2着 2 1 2 3
3月6日 1着 2 2 3
3月6日 2着 0 1 1 5

参照:KEIRIN.JP

全体的に差しの安定感、マークが炸裂しやすいという結果になっています。先ほど示した決まり手の数字に近い形です。

 

12月に行われた開催を見ても、おおむね3月の結果に近い結果となっており、差しが決まりやすいというイメージは持ってもよさそうです。

F2でもさすがに逃げは有利にならない

サンサンバンク、400バンクなどレース別にチェックをしていくと、F2だけ逃げの確率が高くなるというデータが様々な競輪場で見受けられます。決勝になれば数値が落ち、それをカバーするのがF2の予選、そんな印象です。

ところが、武雄競輪場の場合、そこまで逃げが有利にはなりません。1着の決まり手で逃げが22%あるので、正確に言えばやや有利ですが、差し優勢に変わりはなく、脚質を見ても逃げと追いがようやく対等になるような数値が残されています。(出典:KEIRIN.JP

3月5日の結果を見ても逃げが1本も決まっていないことが分かります。12月24日の開催では、1着逃げが1回だけ、2着なしという結果も。

持久力がない選手にとって武雄競輪場は鬼門かもしれません。

S級の決勝になると逃げは壊滅的

S級決勝、開設記念の決勝などを調べると、決まり手で逃げがほとんど残らないことがわかります。S級決勝に絞った場合、1着の決まり手で、まくりが36%、差しが59%、逃げはわずか5%でした。2着になると、まくり15%、差し40%、マーク39%、逃げはたった6%です。(出典:KEIRIN.JP

12月15日に行われたS級決勝では、逃げた2人がやり合う展開に、まくり待機の選手が悠々とバックで進出を開始し、ラインで一気に呑み込み、そのままゴール板になだれ込みました。

2019年に開催された記念競輪の決勝は、ちょうど残り1周のところで逃げた選手を交わすようにまくりを始め、まくった選手が最後の直線で力尽きると、ラインを組んだ選手が交わして優勝、2着もマークという結果でした。

要するにトップクラスのレースになると武雄競輪場で逃げるのは得策ではないということ。これが開設記念の決勝となると、1着にも2着にも逃げは残らず、3着の脚質を見ても逃げが消えています。サンプル数が少ないとはいえ、偶然でここまで続くというのは考えにくく、逃げ受難と見てよさそうです。

逃げられるのは、走りやすかったり、高速だったり、直線が短かったりするからですが、64メートルもある直線では逃げるのに厳しいかもしれません。

武雄競輪場で勝つためのコツ

以上の分析などから、武雄競輪場で勝つためのコツは以下の4点です。

  • 直線は長く、「追」脚質が台頭
  • 直線の長さの割にスジ違いは多いとは言えない
  • F2でも逃げが全く走らない時がある
  • グレードの高いレースでは逃げは残りにくい

直線が長く、最後の攻防に注目が集まる武雄競輪場ですが、データは正直です。

 

複数のファクターを参考にしながら予想を組み立てていきましょう。

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